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フォード エスコート 電装系の修理

このフォード エスコートは、フルリビルト使用です。

 

車体、板金、錆除去、オーバフェンダ取り付け、サスペンションフル分解、ブッシュ強化、デフ分解、ブレーキ整備 ブレーキ金属メッシュホース、マニュア ルミッションのオーバーホール、 エンジンについてはユーザーが大切に乗っていたケーターハムスーパー7搭載のケント改ツインカムエンジンを収め、楽しめ て活かせる車に仕上げたということです。

しかし、電装系が全て30年前と同じであり、、考えられる故障が露見し電装系の修理依頼を受けました。

ACジェネレータから手をつけました ダイハツミラの発電機です。エンジン回転を千回転のアイドルスピードで回転していると車両の必要とする発電量が獲られません。1500回転以上で回れば容量が獲られます。

発電機側のプーリーの径を小さく製作し発電機シャフトの回転を増速して解決しました。エンジンのアイドル回転も約千回転にでき 燃費、騒音など音も小さくなりました。

 

次に発電量が出て元気になった電流は古い配線を発熱し、ヒステリシスが大きくなりました。

車両配線の電源系の製作交換です。勿論、バッテリーからのケーブル交換、アース側ケーブル交換、現代のヒューズ、ヒューズボックス交換、エンジンルーム内エンジン点火用配線、スタータまでの配線、前部ライト系配線製作・改修、ヘッドライト配線、車幅灯配線、ホーン配線、水温検知用配線改修などを行いました。エンジン用冷却クーリングのモーター容量(電流量)がファン回転中 アイドリングの時消費過大。

 

改善前は発電不足でバッテリー上がりを起こしました。バッテリー上がりの修理が始まりで、クーリングモーター駆動も水温計のアナログの針の位置で手動による電源ONを水温を感知して必要な温度設定で自動動作へ改造しました。手動スイッチも一応並列に接続しました。

 

 

室内作業では各電装用スイッチを新た交換しました。純製部品はありません。使える汎用スイッチを使用しました。

ダッシュパネルを脱し、パネル内配線修正、室内へヒューズボックスを取り付け。エンジン始動スイッチは今流行りの押しボタンでスタータを廻します。 IGスイッチは別に取り付け、電流容量の接点損を防止するためにリレー回路製作取り付けました。リレーとは電流を迂回させてスイッチの焼損を防ぐ部品です。

 

最後に電流を完全に遮断する(キルスイッチ)リレーを取り付けました。

 

 

 


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